東ソーは、市場の拡大が続く中国市場に迅速かつ緊密に対応できる体制が不可欠と判断し、2004年4月の営業開始を目処に、市場の中心地である上海に100%出資の現地法人の設立を決定しました。
この現地法人は、中国向け販売が増加の一途をたどっている電子材料、バイオサイエンス、有機化成品などのスペシャリティ事業を主に担当し、従来ルート経由の販売体制を強化すると同時に、現地における独自の市場開拓による新規販売ルートを築き、ネットワークを構築していきます。売上高としては、3年後に15億円以上を目標にしています。
上記スペシャリティ分野以外でも、当社は既に塩ビモノマー、塩ビ樹脂、ポリエチレン、合成ゴム等の多岐の製品を中国向けに輸出しており、その総額は年間300億円を超えています。