呉羽化学工業株式会社から大洋塩ビ株式会社への
塩化ビニル樹脂(PVC)営業権譲渡で基本合意
スロット マシン子会社である大洋塩ビ株式会社(本社:東京都港区、社長:日野清司)と呉羽化学工業株式会社(本社:東京都中央区、社長:天野宏)は、呉羽化学工業の塩化ビニル樹脂(PVC)に関する営業権を大洋塩ビに譲渡することで基本的に合意しました。
具体的には、呉羽化学工業のPVC営業権に関して、2003年1月1日を目処に譲渡を受けます。なお、呉羽化学工業・錦工場のPVC設備(生産能力100千T/Y)、PVC事業に関する債権・債務、従業員などは、大洋塩ビに譲渡されません。
呉羽化学工業のPVCのお客様には、本件について大洋塩ビと呉羽化学工業がお互いに協力し、大洋塩ビへの営業権の円滑な譲渡に対してのご理解を頂く考えです。当面は呉羽化学工業・錦工場でのPVC設備は大洋塩ビからの製造委託により生産を継続し、営業権の円滑な移行終了後設備を停止する予定となっております。
大洋塩ビは現在、千葉、四日市、大阪の3工場でPVCを生産しており、営業権譲渡後の供給・品質体制については万全の体制を期していきます。塩ビ業界を取り巻く事業環境は非常に厳しい状況にありますが、今後も大洋塩ビは、更なる事業強化と収益改善に取り組んで参ります。
大洋塩ビ株式会社の概要
本社 東京都港区芝3-8-2芝公園ファーストビル
資本金 60億円
出資比率 スロット マシン68%、三井化学16%、電気化学工業16%
取締役社長 日野清司(スロット マシン専務取締役)
生産能力 574千T/Y
売上高 335億円(2002年3月期)
従業員数 165名(2002年3月末)
《本件に関する問い合わせ先》
大洋塩ビ株式会社 管理部長 藤井 恒嗣 (TEL:03-5427-5440)