新社名は「トーソー・バイオセップ」
~ トーソー・ハースが100%子会社化に伴い新社名 ~
東ソーは、欧米における分離・精製剤の販売およびマーケティングを目的にローム・アンド・ハース(本社 米国ペンシルベニア州)とパートナーシップで1987年に設立・運営してきたトーソー・ハース(本社 米国ペンシルベニア州)を10月31日付で完全子会社化したことに伴い、11月1日より新社名を「トーソー・バイオセップ LLC」とします。
また、ドイツに本社があるトーソー・ハース・ヨーロッパは、近日中に新社名を「トーソー・バイオセップ GmbH」とします。
トーソー・バイオセップ LLCおよびトーソー・バイオセップ GmbHは、東ソーが製造している分析および工業用の分離・精製剤、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)用分析および分取カラムを主体に販売活動を展開し、また、これまでのパートナーであったローム・アンド・ハースが製造している分離・精製剤の販売も継続します。
東ソーのバイオサイエンス事業は、グリコヘモグロビン分析計(糖尿病検査装置)や免疫診断装置、免疫診断薬などからなる診断事業と、高速液体クロマトグラフを核とした分析機器やHPLCカラム、分離・精製剤などからなる計測事業より構成されています。診断事業においては、既にトーソー・メディックス(米国)、ユーロ・ジェネティクス(ベルギー、イタリア、英国、スイス)、トーソー・ベルギー(ベルギー)など100%子会社化して事業展開してきましたが、今回トーソー・バイオセップを完全子会社化することにより計測事業においても100%子会社による世界展開を進めて行くことになります。
現在、東ソーのバイオサイエンス事業はグループ各社を含めた合計売上高が約200億円、従業員総数も500名超となっており、今回のトーソー・バイオセップの完全子会社化により、日欧米の3拠点体制をより強固なものとし更なる事業強化を図って行きます。
【トーソー・バイオセップ LLC(TOSOH Biosep LLC)概要】
設立 : 1987年 本社 : 米国 ペンシルベニア州
社長 : 内田 裕行 事業内容 : 分離・精製剤およびカラムの販売
【トーソー・バイオセップ GmbH(TOSOH Biosep GmbH)概要】
設立 : 1989年 本社 : ドイツ バーデンヴュルテンベルク州
社長 : 内田 裕行 事業内容 : 分離・精製剤およびカラムの販売