東ソーの物流子会社である東洋港運は、本年3月より、国内でいち早く、船舶による危険物の輸送サ一ビスを開始する。
危険物の輸送については、トラックが一般的だが、船舶においてはトラック輸送で問題となっている過積載による道路交通法上の規制がない上に、輸送ロットが大幅に増加することによる経済採算性の向上など大きな利点が得られる。
東洋港運が所有し今回危険物の輸送を開始するコンテナ船「東成」は、最大積載量17トン(最大容量31m3)の20フィート・コンテナを80基積載でき、船橋(干葉県)-南陽(山口県)間を現在、月に7航海運行している。 東洋港運は海運業、港湾荷役、倉庫業、生コン・石油販売、保険・旅行代理業などを行っているが、海運業については、海上輸送に集配送を加えた一貫した輸送サ一ビスをはじめ、ボックス単位や中ロット混載貨物、往復割引などの輸送料金の設定、貨物の保管や各種物流加工サ一ビスなどといった幅広いサ一ビスを提供している。
東洋港運は新たに船舶による危険物の輸送サービスを行い、合わせて、これまでのサービスも引き続き維持・向上させながら、物流業務を充実・強化していく。
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東洋港運株式会社 東京物流部 担当:小河原、清水 03-5561-0491